

この連載では、ことわざ作家・襟尾正による時代を反映した新しいことわざを、
イラストレーター・竹村ゆみ子が、ちょっぴりシニカルにイラストで解説します。
[ 襟尾正さんプロフィール ]
[ 竹村ゆみ子さんプロフィール ]
ラテとショートで精いっぱい
【らてとしょーとでせいいっぱい】

スタバでラテを注文する時に、「ラテをショートで」とまでは一口に言えるが、その後に「ホットで」というタイミングが難しい。そのタイミングを計っているうちに、「ホットにしますか、アイスにしますか?」と聞かれるはめに陥る。かといって、「ショートラテをホットで」とか、「アイスラテをショートで」というのは恥ずかしい。結局は、「ラテをショートで…」と言って、立ちすくむのである。人間、2つの行為までは同時にできるが、3つの行為を同時にすることは難しいというたとえ。
類:「You cannot burn the candle at both ends.」(ろうそくの両端に火をつけることはできない)
夫 「たかしはまだか?」
妻 「今日は塾なのよ。遅くなるって」
息子 「ただいまー」
夫 「お、ちょうど帰ってきたな。おかえりー」
妻 「おかえりなさい。ほら、早くうがいして。宿題もね。明日の準備も早めにやっておきなさい」
夫 「おいおい、あまりうるさく言うなよ」
妻 「だって。言わないとやらないんだもの」
夫 「そんなにいっぺんにはできないって。ラテとショートで精いっぱいだよ」
妻 「もう、これだから男って…」
スタバのカウンターに置いてあるバナナがいつも気になります(食べてる人は見かけたことないけど、なんかおいしそう)。 あと、おべんとやさんで「ライスの中(チュウ)をください」と言うときも、ひそかに恥ずかしいて思っていることが、恥ずかしいです。