この物件は築30年の古い建物です。契約を済ませ、外壁を塗ることになって初めてわかった大きな問題がありました。
外壁を塗るために足場を組んだとき、設計事務所の野村さんが外壁の補強をするために足場の頂上に上って屋根を覗いてみたときのことです。屋根の表面がすべて取れて、なくなっているのを発見したのです!

野村さんに「いつから取れているかわからないけれど、雨漏りしてませんか?」と言われたので、慌てて不動産屋の方に連絡を取り、大家さんに確認してもらいました。すると、2階部分はしばらく誰も使っていなかったのでよくわからないけれど、以前、臨時で選挙事務所として貸していたときは、そういったクレームはなかったというのです。
大家さんと不動産屋さんに事実を伝えるために、証拠写真を撮ろうと、私も上ってみました。すると、素人の私が見てもわかるくらいひどい状態だったのです。写真を見せて大家さんと不動産屋さんに報告すると、屋根の補修をしてもらえることになりました。
それから野村さんが屋根の補強のため上ってみたところ、屋根の木材がかなり劣化していることがわかりました。しかし、建物的に木材部分まで補修するには木材がかなり劣化しているので、直すよりも建て直したほうがいいとのこと。もちろん、そんなことはできるはずもなく、できる限りの補修をしてもらうことになりました。
物件を借りる前にはもちろん、外壁工事をしなければ、決してわからなかったこと。もし、物件にトラブルがあったとしても、内装などに費用をかけた店舗となると、簡単に引っ越しはできません。古い物件はしっかり調べないと怖いな、と思いました。
お店の完成はもうすぐです。次は光熱費についてのお話です。
|第1回|いつか二人で、あのcafeのような空間を作りたかった|2008.5.27|
|第2回|焼きたてのパンのおいしさを知ってもらいたい|2008.5.29|
|第3回|ある物件との運命の出会い。だがしかし…|2008.6.3|
|第6回|いよいよ国民生活金融公庫との面接です|2008.6.11|
|第8回|壁塗りドラマ・前編ー外壁塗りを決めるまでー|2008.6.17|
|第9回|壁塗りドラマ・後編ー自分で外壁を塗るー|2008.6.19|
|第10回|内装とレイアウトを考える その1|2008.6.24|
|第11回|内装とレイアウトを考える その2|2008.6.26|
|第12回|なんと、屋根が!|2008.6.30|
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